筆文字の仕事と日常
by kaki-tagari
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山根酒造場「くろぼく 強力」
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鳥取県の山根酒造場さんから新しく発売された「くろぼく 強力」(強力と書いて「ごうりき」と読みます)
のラベル文字を書かせていただきました。
日本酒のラベル文字を15年の間に数多く書かせていただいてきましたが
蔵元さんから直接ご依頼をお受けするのは初めてのことでした。
いつもは間にデザイナーさんが入りワタシのもとに依頼が来るころには
文字のイメージがあらかじめ決まっていることが多く、すべてが容易とまでは行かないですが
仕事としてはいつもやり易いことのほうが多くなってきていました。

今回は山根酒造さんからこのお酒の性質や、酒米である「強力米」の生産者さんのお写真、
稲穂が広がる田んぼの風景の写真なども送っていただき
あらゆる角度からこのお酒にかける想いをお聞きして
私なりにそれを咀嚼して書きあげるという形をとりました。
力強くそして温かい、懐の深いそんな文字。

去年の個展の直前で制作に追われていた頃のご依頼でしたので
集中して短期間で書き上げたかった。そして1回目のご提案で「イメージ通り」と言う
お返事をいただけたときに少しこみ上げるものがありました。
自分の固めたイメージが正解かどうか不安だったからです。
一発目でOKをいただけて嬉しかったとともに、15年ラベルの仕事を重ねてきて
今だから書けたんじゃないかなとそんな想いが溢れたのです。
誠実に細やかに生産者の方の人となりまでを含めて
真摯に酒作りに向き合っている蔵の想い。
それを受け取って文字にするというのは書く側にもその気持ちが宿っていないと
無理なんじゃないかと。
大げさかと思うかもしれませんが長年このお仕事を続けてきて思うのは
技術だけでは書けない文字ってやはりあると言うことです。
ほんの少しでもそういう仕事ができるようになったのかもしれない。
謙虚さは忘れてはいけないですがこういう自分の成長を認めることも
たまにあってもいいかな^^;仕事を重ねると言うことはこういうことなのかなと。

そして何百本と今までラベルのお仕事させていただきましたが
山根酒造さんの御厚意ではじめてラベル内にワタシの「佳代」落款が入り、
「書 国分佳代」というクレジットまで入れていただけたのです。
なんだろう・・・もう嬉しいとしか言いようがないです><

知り合ってからずっと何かのお仕事でご一緒したかった
心友である山根明子さんからのご依頼だったことも本当に嬉しかった。
明子さんもこのラベルのことを丁寧に綴って下さいました。→コチラ

先週このお酒を飲む機会がなんと2回もありました^^懐深い味わい、美味でした。
夏前に山根酒造場さん訪問計画をわくわくしながらたてている今日この頃です。

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by kaki-tagari | 2017-04-27 21:48 | 筆仕事 | Comments(0)
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